カイリー・アービングがセルティックスファンからの変わらないブーイングについて「彼らにはその権利がある」
ダラス・マーベリックスのカイリー・アービングが、現地1日に行われたボストン・セルティックス戦で古巣TDガーデン凱旋した。
セルティックスファンはこれまでと変わらずアービングをブーイングで迎え入れたわけだが、アービングはセルティックスファンからのブーイングを受け入れている模様。
アービングはセルティックスに敗れた後、セルティックスファンからのブーイングについて質問されると、次のように応えたという。basketnews.comが伝えている。
彼らにはブーイングする権利がある。
ここ数試合の彼らとの対戦を振り返ると、僕は彼らに勝っていない。
だから、僕が彼らを倒すまで、彼らにはブーイングする権利がある。
それがスポーツをおもしろくしているんじゃないかな。
受け入れなければならない。
これもスポーツの一部だ。
また、アービングはその後、Xを通して次のようなコメントを発信したという。
神よ、すべてに感謝する。
僕はこの旅においてすべての試練を受け入れなければならない。
勝ち、負け、感情的な瞬間。
そういったものは成長するための教訓だ。
僕は何があろうとヘイトに耐え続けなければならない。
なぜなら、次の世代が近くで見ているからね。
アービングに対する批判的な声が激化したのは、アービングが2021年のNBAプレイオフでセルティックスのロゴ「ラッキー」を踏みつけた時だ。
以降のアービングはセルティックスに負け続けており、現在10連敗中だという。
セルティックスファンの間で「ラッキーの呪い」と呼ばれているというが、果たしてアービングは神の力でラッキーの呪いを祓うことができるだろうか?
なお、セルティックスのNBAオールスター、ジェイレン・ブラウンとジェイソン・テイタムは、セルティックスファンのアービングに対するブーイングについて 次のようにコメントしている。
ジェイレン・ブラウン
君たちも知っての通り、ファンはやるべきことをやる。
理由が何であれ、僕たちのアリーナに来るすべてにスター選手たちに対してブーイングすべきだと思う。
僕はそうなるのを見たい。
効果があるかもしれないし、ないかもしれない。
(ニコラ・)ヨキッチや他のスター選手たちがここに来た時、彼らはブーイングされるだろう。
ジェイソン・テイタム
彼が去ってからずっとこういう感じだ。
何があったかは皆も知っていると思うが、数年前のことだよね?
僕はカイと素晴らしい関係を築いている。
彼とここで一緒にプレイし、今もここにいる選手たちも、彼と素晴らしい関係を築いている。
僕たちはカイと素晴らしい関係を築いている。
僕たちはすでに過去のこととしたが、ファンは情熱的だし、あれがどのようなことだったのか理解できる。
だから、ブーイングは当然だと思うが、カイに敵意を持っている選手はひとりもいないよ。