ディアンジェロ・ラッセルがかつてレブロン・ジェイムスからもらったアドバイスとは?「今もメールを残している」
ディアンジェロ・ラッセルが2015年のNBAドラフト2位指名でロサンゼルス・レイカーズに入団した時、チームを再建に導く選手への成長が期待されていた。
だが、ラッセルは当時チームメイトだったニック・ヤングのプライベートを盗聴し、それがヤングの浮気発覚と婚約破棄につながると、レイカーズはラッセルをブルックリン・ネッツへトレード。
すると、トレード後1年目のラッセルは膝の手術もあり十分に貢献することができなかったものの、ネッツでの2年目は水を得た魚のように躍動し、NBAオールスターに初選出された。
ラッセルがNBAキャリアを前に進めることができたのは、NBA史上最も偉大な選手のひとりであるレブロン・ジェイムスからのアドバイスがあったからなのかもしれない。
ラッセルによると、ラッセルはNBA入りした時にジェイムスの連絡先を手に入れ、2018-19シーズンにNBAオールスターに選出する前にジェイムスにメールを送り、アドバイスをもらったという。
ラッセルは当時を振り返り、次のようにコメント。lakersdaily.comが伝えている。
僕は「兄弟、君はどうやってより安定した選手になることができたんだ?」と質問したんだ。
彼はこう言っていた。
「読む、寝る、食べる。適切なルーティンだ」とね。
そのメールは今も残している。
正直に話すが、僕の今のルーティンがあるのは彼のおかげさ。
2018-19シーズンのNBAオールスターに選出されたラッセルは、ネッツをNBAプレイオフ進出に導いた。
当時はファーストラウンドでフィラデルフィア・セブンティシクサーズに敗れてしまったものの、ラッセルにとってNBAキャリアを転換させたシーズンだったと言っても過言ではないだろう。
ラッセルはジェイムとチームメイトとしてプレイしている今季、NBAキャリアベストの3ポイントシューティングを披露している。
つまり、ジェイムスは今も昔もラッセルのNBAキャリアに大きな影響を与えていると言えるのかもしれない。
なお、ラッセルの2018-19シーズンと今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2018-19 | 2023-24 |
---|---|---|
G | 81 | 61 |
MP | 30.2 | 31.9 |
PTS | 21.1 | 18.0 |
TRB | 3.9 | 3.0 |
AST | 7.0 | 6.2 |
STL | 1.2 | 0.8 |
TO | 3.1 | 2.0 |
FG% | 43.4% | 47.1% |
3P% | 36.9% | 42.4% |
FT% | 78.0% | 80.1% |