カイル・クーズマがウィザーズの現状を嘆く「一歩前進すると三歩後退する」
ワシントン・ウィザーズは現在11勝55敗と、NBAワーストの成績にとどまっている。
NBAの歴史に残る連敗を記録したデトロイト・ピストンズにも抜かれ、再建の見通しがまったく見えてこないウィザーズ。
リーダーとしてチームを牽引するカイル・クーズマも、ウィザーズの現状を嘆き、選手たちの姿勢に疑問を持っているのかもしれない。
クーズマは現地14日にヒューストン・ロケッツに敗れた後、ウィザーズについて次のように指摘したという。talkbasket.netが伝えている。
これはシーズンを通して続いているストーリーだ。
僕たちは一歩前進したら三歩後退していると思う。
僕たちがすべての試合にどれほど気を配るかにかかっている。
コンペティターとして戦うのか?
本当にそう思っているのか?
これがシーズンを通して続いているんだ。
ウィザーズは昨年夏のトレードでブラッドリー・ビールを失ったものの、ゴールデンステイト・ウォリアーズとのトレードでジョーダン・プールを獲得するなどし、より若いチームに生まれ変わった。
ウィザーズがNBAタイトルコンテンダーではないことは当時から明らかだったが、ウィザーズの選手たちはまさかこれほど落ち込むとは思っていなかったことだろう。
果たしてウィザーズのフロントオフィスはどのような青写真を描いているのだろうか?
なお、クーズマの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 64 | 470 |
MP | 32.2 | 31.3 |
PTS | 22.5 (キャリアハイ) | 17.3 |
TRB | 6.5 | 6.4 |
AST | 4.2 (キャリアハイ) | 2.7 |
STL | 0.5 (キャリアワーストタイ) | 0.6 |
TO | 2.7 | 2.1 |
FG% | 46.5% (キャリアハイ) | 45.1% |
3P% | 33.6% | 33.7% |
FT% | 78.7% (キャリアハイ) | 73.5% |