JB・ビッカースタッフHCが衝撃告白「ギャンブラーたちに脅迫された」
近年のNBA界隈では、スポーツブックの影響が大きくなりつつあるとされている。
NBAにとって大きな収益源である一方で、ファンがNBAゲームを賭けの対象として見ることにより、賭けに負けた時に選手たちに被害が及ぶケースもあるというが、クリーブランド・キャバリアーズを指揮するJB・ビッカースタッフHCは猟奇的なファンに自宅を突き止められてしまった模様。
ビッカースタッフHCによると、ギャンブラーたちから昨季脅迫され、NBAに報告したという。ビッカースタッフHCのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
彼らは僕の電話番号を手に入れ、クレイジーなメッセージを送りつけてきた。
僕が暮らしている場所や子どもたち、そういったことに関する内容だった。
つまり、これは危険なゲームだ。
我々が紙一重のラインを歩いているのは間違いない。
さらなるプレッシャーがもたらされてしまう。
ゲームそのものを楽しむのではなく、選手やコーチ、レフェリー、関係者全員を難しい状況に置いてしまうだろう。
この問題が関係者たちの安全をどれほど脅かすのか、我々は注意しなければならない。
多くの場合、ギャンブルをしている人々はその金で光熱費や家賃を支払っている。
だから、感情が生まれる。
我々は常に紙一重のラインを歩いていると思うし、関係者全員を守るために注意を払わなければならない。
スポーツブックはキャブスのホームアリーナ内でも営業しており、ファンは試合中にスマートフォンを使って賭けに参加することができるという。
「ギャンブルの影響は一線を越えた」と指摘したビッカースタッフHCによると、オッズは試合中も変動するため、賭けているファンが選手やコーチに向けて怒鳴り声が上げることも少なくないというが、果たしてNBAは現状をどう見ているのだろうか?
なお、NBAはビッカースタッフHCから脅迫の連絡を受けた後、1人を特定することはできたが、起訴には至らなかったと報じられている。