ジュリアス・ランドル「コービー・ブライアントのようにレイカーズのためだけにプレイしたかった」
ジュリアス・ランドルが2014年のNBAドラフト7位指名でロサンゼルス・レイカーズに入団した時、レイカーズのフランチャイズプレイヤーへの成長が期待されていた。
だが、ランドルはレイカーズでNBAキャリア4年を過ごした後、レブロン・ジェイムスがレイカーズに加わった影響を受け、ニューオーリンズ・ペリカンズへ移籍した。
ランドルによると、レイカーズに入団した当時はコービー・ブライアントのようにレイカーズ一筋のNBAキャリアを送りたいと考えていたという。
ランドルは当時を振り返り、次のようにコメント。lakersdaily.comが伝えている。
僕はレイカーズのためだけにプレイしたかった。
コービーは20年間ひとつの組織のためにプレイした。
僕もそうしたいと思っていた。
エージェントにそう話した時、こう言われたんだ。
「僕もそうなってほしい。だが、現実はそうならないだろう」とね。
当時の僕は若くて繊細だった。
僕は「君は僕のことを分かっていない。やってやる」といった感じさ。
もちろんレイカーズにいたかった。
だが、もう(移籍しても)構わないという感じになった。
ブロンが来たから、「君はここから出て行け」という感じだった。
当時のことは覚えている。
それに僕が制限付きFAだったことも事態を厄介にしたんだ。
基本的に資金が枯渇していたと思う。
僕もチームも途方に暮れていた。
レイカーズに戻れないことは分かっていた。
ブロンが来たし、KCP(ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ)も契約したか、その直後に再契約したと思う。
だから、資金がなかった。
僕は制限付きFAだった。
僕は金を持っている他のチームを見渡し、「彼らにも金がない」と思っていた。
そういう状況だったから、最適な方法を探そうということになった。
(エージェントの)アーロン(・ミンツ)からこう言われたのを覚えている。
「ニューオーリンズでプレイしろ。ニューオーリンズは本当に、本当に君を求めている。君はAD(アンソニー・デイビス)と一緒にプレイするんだ。すごく良くフィットするだろう」とね。
ランドルがペリカンズで過ごしたのは1シーズンだったが、当時平均21.4得点を記録したランドルはニューヨーク・ニックスと大型契約を結ぶことに成功した。
その後のNBAキャリアは皆も知る通りだ。
レイカーズ一筋のNBAキャリアを送るという目標を達成することができなかったものの、ランドルはニックスをNBAチャンピオンに導くことに集中し続けるだろう。
なお、ランドルの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 46 | 641 |
MP | 35.4 | 32.0 |
PTS | 24.0 | 19.1 |
TRB | 9.2 | 9.4 |
AST | 5.0 | 3.7 |
STL | 0.5 | 0.7 |
TO | 3.5 | 2.8 |
FG% | 47.2% | 47.0% |
3P% | 31.1% | 33.3% |
FT% | 78.1% | 74.8% |