ラプターズのジョンテイ・ポーターがスポーツベッティングに不正関与か?NBAが調査中
NBAキャリア2年目を迎えているトロント・ラプターズのジョンテイ・ポーターにとって、今季はNBA定着に向けた重要なシーズンだ。
だが、NBAの調査によりポーターに不正があったことが明らかになれば、ポーターのNBAキャリアは危うくなってしまうかもしれない。
ESPNによると、NBAはマイケル・ポーターJrの弟であるジョンテイ・ポーターがスポーツベッティングに不正に関与した可能性があるとし、調査を進めているという。
問題とされているのは、現地1月26日のロサンゼルス・クリッパーズ戦と現地3月20日のサクラメント・キングス戦だ。
クリッパーズ戦では、ジョンテイ・ポーターの個人スタッツがスポーツベッティングの対象となり、5.5得点、4.5リバウンド、1.5アシスト以下に賭ければ大金をゲットできる可能性があった、
この日のジョンテイ・ポーターは試合に出場したものの、4日前のメンフィス・グリズリーズ戦で負った目の怪我が悪化したため、出場時間はわずか4分間にとどまり、無得点、3リバウンド、1アシストに終わった。
また、この試合ではジョンテイ・ポーターの3ポイントシュートも賭けの対象となっており、アンダーに賭けたユーザーがその日最大のリターンを獲得したと報じられている。
キングス戦でもジョンテイ・ポーターの個人スタッツが賭けの対象となり、7.5得点、5.5リバウンド以下に賭ければ大金を獲得できる可能性があった。
ジョンテイ・ポーターは試合に出場したものの、3分間プレイした後、病気によりロッカールームに下がった。
ジョンテイ・ポーターのアンダーに賭けたユーザーは、その日最大のリターンを獲得したと報じられている。
ジョンテイ・ポーターは現地23日のワシントン・ウィザーズ戦を「個人的な理由」により欠場し、同25日のブルックリン・ネッツ戦も「個人的な理由により」欠場した。
おそらくNBAの調査が関係しているのであろうが、ラプターズはこの件についてコメントを拒否している。
もしジョンテイ・ポーターに不正があった場合、罰金処分、出場停止処分、契約解除処分などが科される可能性があるというが、まずはNBAの調査結果を待ちたいところだ。
なお、ジョンテイ・ポーターの2020-21シーズンと今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2020-21 | 2023-24 |
---|---|---|
TM | MEM | TOR |
G | 11 | 26 |
MP | 4.9 | 13.8 |
PTS | 2.0 | 4.4 |
TRB | 1.3 | 3.2 |
AST | 0.1 | 2.3 |
STL | 0.3 | 0.8 |
TO | 0.6 | 0.8 |
FG% | 53.3% | 38.5% |
3P% | 37.5% | 33.3% |
FT% | 60.0% | 83.3% |