ペイサーズのリック・カーライルHCがレイカーズとのフリースロ格差に不満「克服するのが不可能なことがいくつかあった」
NBAオールスターポイントガードのタイリース・ハリバートンを擁するインディアナ・ペイサーズは現地24日にロサンゼルス・レイカーズに敗れ、今季の成績を40勝32敗とした。
この日のペイサーズはほとんどのカテゴリでレイカーズと同等の数字を残したものの、ファウルとフリースローの数については大きな違いがあった。
レイカーズのパーソナルファウル数が14、フリースローアテンプト数が43だったのに対し、ペイサーズのパーソナルファウル数は31、フリースローアテンプト数は16本だったのだ。
ペイサーズを指揮するリック・カーライルHCはこの数字を受け、次のように指摘したという。fadeawayworld.netが伝えている。
我々の選手たちはこの試合で本当によく戦ってくれたと思う。
克服するのが不可能なことがいくつかあった。
ひとつは27本差のフリースロー。
もうひとつは17度差のファウルだ。
もうこのへんで止めておこう。
レイカーズのフリースローについては、これまで多くの選手やコーチたちが不満を漏らしてきた。
レイカーズに対する「フリースロー優遇」説が本当に存在しているかは分からないが、いずれにせよイースタン・カンファレンス7位のマイアミ・ヒートと8位のフィラデルフィア・セブンティシクサーズに0.5ゲーム差に迫られたペイサーズにとって大きな敗戦だったのは間違いないと言えそうだ。
なお、今季のNBAチームの平均フリースローアテンプト数ランキングは以下の通りとなっている。
順 | チーム | 平均FTA |
---|---|---|
1 | オーランド・マジック | 24.7 |
2 | ミルウォーキー・バックス | 24.6 |
3 | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ | 24.2 |
4 | フェニックス・サンズ | 24.1 |
5 | ロサンゼルス・レイカーズ | 24.1 |
6 | アトランタ・ホークス | 23.9 |
7 | ヒューストン・ロケッツ | 23.5 |
8 | ニューオーリンズ・ペリカンズ | 23.1 |
9 | ダラス・マーベリックス | 23.0 |
10 | ミネソタ・ティンバーウルブズ | 22.8 |
11 | ユタ・ジャズ | 22.7 |
12 | ロサンゼルス・クリッパーズ | 22.4 |
13 | マイアミ・ヒート | 22.3 |
14 | デトロイト・ピストンズ | 22.1 |
15 | ニューヨーク・ニックス | 21.9 |
16 | トロント・ラプターズ | 21.6 |
17 | オクラホマシティ・サンダー | 21.5 |
18 | メンフィス・グリズリーズ | 21.3 |
19 | ポートランド・トレイルブレイザーズ | 21.3 |
20 | シカゴ・ブルズ | 21.2 |
21 | サクラメント・キングス | 21.1 |
22 | ボストン・セルティックス | 20.9 |
23 | インディアナ・ペイサーズ | 20.8 |
24 | ゴールデンステイト・ウォリアーズ | 20.8 |
25 | クリーブランド・キャバリアーズ | 20.7 |
26 | ブルックリン・ネッツ | 20.7 |
27 | ワシントン・ウィザーズ | 20.4 |
28 | デンバー・ナゲッツ | 20.2 |
29 | サンアントニオ・スパーズ | 20.1 |
30 | シャーロット・ホーネッツ | 18.4 |