カイル・ラウリー「僕はこのチームの主役ではない」
元NBAオールスターポイントガードのカイル・ラウリーはシーズン中のトレードでマイアミ・ヒートからシャーロット・ホーネッツへ移籍した後、バイアウトでホーネッツを離れ、ホームチームのフィラデルフィア・セブンティシクサーズと契約した。
バイアウトマーケットで所属先を見つけた選手の場合、主力として活躍することは滅多にない。
だが、ラウリーはトロント・ラプターズ時代の恩師ニック・ナースHCの下でスターターとしてプレイし、シクサーズに貢献している。
ラウリーによると、彼はチームメイトたちを助けることに専念しているという。
ラウリーは自身の役割について、次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
僕はこのチームの主役ではない。
主役たちをもっと輝かせ、オープンにするのを助ける男だ。
もし主役になる必要があるなら、僕はやれるよ。
僕は必要とされることなら何でもできる。
シクサーズはNBAオールスタービッグマンのジョエル・エンビードが離脱してから厳しい戦いを強いられていた。
だが、エンビードが復帰し、タイリース・マキシーもラインナップに戻ってきた。
ラウリーは残り少ない時間で彼らとケミストリーを構築しなければならないが、経験豊富なラウリーはシクサーズにフィットし、攻守にわたってチームメイトたちを助けることだろう。
なお、ラウリーのシクサーズ移籍後とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | PHI移籍後 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 20 | 1135 |
MP | 29.2 | 31.7 |
PTS | 8.5 | 14.3 |
TRB | 2.9 | 4.3 |
AST | 4.8 | 6.2 |
STL | 1.0 | 1.3 |
TO | 1.4 | 2.3 |
FG% | 43.7% | 42.4% |
3P% | 39.8% | 36.8% |
FT% | 83.9% | 81.5% |