レブロン・ジェイムスがウォリアーズ戦を振り返る「明らかにドレイモンド・グリーンだ」
ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、シュートを得意としている選手ではない。
特に3ポイントシュートについては積極的に撃たず、オフェンスではNBAベストシューターのステフィン・カリーやクレイ・トンプソンに撃たせることに専念している。
だが、現地9日に行われたロサンゼルス・レイカーズ戦では5本連続で3ポイントを決めてみせた。
NBAオールスターフォワードのレブロン・ジェイムスによると、グリーンが3ポイントがレイカーズに大ダメージをもたらしたという。
ジェイムスはウォリアーズ戦を振り返り、次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。
彼らには3ポイントを決める能力がある。
だから、(ウォリアーズの3P成功率63.4%には)驚いていない。
明らかにドレイモンドだ。
彼が出だしに3ポイントを5本連続で成功させた。
彼を称賛し、彼らを称賛しなければならない。
この日のウォリアーズはレイカーズのディフェンスを翻弄し、NBA記録となる3P成功率63.4%を記録した。
レイカーズはシュートを得意としていない選手をわざとオープンにし、シュートを撃たせる戦略をとることがある。
だが、失敗することも少なくない。
それがグリーンのような闘争心あふれる選手だった場合、逆に火をつけてしまうのかもしれない。
いずれせによ、プレイイントーナメントでウォリアーズと対戦する可能性が高いレイカーズは、NBAキャリアベストの3P成功率を記録しているグリーンに対する戦略を練り直さなければならないだろう。
なお、グリーンの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 54 | 812 |
MP | 26.9 | 28.6 |
PTS | 8.8 | 8.7 |
TRB | 7.1 | 7.0 |
AST | 5.9 | 5.6 |
STL | 1.0 | 1.3 |
BLK | 0.9 | 1.0 |
TO | 2.5 | 2.3 |
FG% | 49.7% | 45.2% |
3P% | 39.5% (キャリアハイ) | 31.9% |
FT% | 73.0% | 71.3% |