マイケル・ポーターJrの弟が飲酒運転による致死罪で懲役6年
NBAは先日、マイケル・ポーターJrの弟であるジョンテイ・ポーターに対し、永久追放処分を科した。
ジョンテイ・ポーターがスポーツベッティングに関与したことが明らかになったためだ。
NBAプレイオフを控えるポーターJrにとっては辛いニュースとなっただろうが、ポーターJrの元にさらなる悲報が届いた模様。
denverpost.comによると、ポーターJrの弟で、デンバー大学でプレイしていたコバン・ポーターが現地19日、飲酒運転による致死罪で懲役6年の判決を受けたという。
コバン・ポーターは昨年1月、飲酒した状態で車を運転していたところ、交差点で赤信号を無視し、他の車に衝突。
この時、車を運転していたキャシー・リモン・ロスマンが死亡し、さらに同乗者1名が重傷を負った。
コバン・ポーターはこの問題について、法定で次のように述べたと報じられている。
僕に言えるのは、申し訳ないということだけだ。
過ちを正すことは決してできない。
そのことは理解している。
ここに立つなんて思ったこともなかった。
自分は無敵だと思っていた。
飲酒運転をしたのは初めてではなかった。
本当に申し訳なかった。
一方、ロスマンの母親はコバン・ポーターの行為を非難しつつも、次のように語った。
ポーター氏にヘイトが及ぶのは見たくない。
彼は利己的で無謀な選択をした明るい未来が待つ若者だ。
コバン・ポーターは事件以降、飲酒も運転もしていないという。
なお、コバン・ポーターはすでにデンバー大学を退学している。
一方、マイケル・ポーターJrは、弟コバン・ポーターについて次のように語った。
毎日僕の背中を押してくれたコバンのような兄弟がいなければ、僕はプロフェッショナルバスケットボール選手になることができなかっただろう。
彼は僕より早く起き、僕よりハードにトレーニングしていた。
兄が弟を尊敬することはあまりないと思うが、僕は尊敬している。