USAバスケットボールは先日、パリオリンピックに出場するチームUSAのロスター12選手を発表した。

今回選出された選手は以下の通りだ。

選手	所属
レブロン・ジェイムス	LAL
アンソニー・デイビス	LAL
ステフィン・カリー	GSW
ケビン・デュラント	PHX
デビン・ブッカー	PHX
ジェイソン・テイタム	BOS
ジュルー・ホリデー	BOS
ジョエル・エンビード	PHI
アンソニー・エドワーズ	MIN
バム・アデバヨ	MIA
タイリース・ハリバートン	IND
カワイ・レナード	LAC

チームUSAはレブロン・ジェイムスやケビン・デュラント、ステフィン・カリーといったベテラン選手だけでなく、アンソニー・エドワーズやタイリース・ハリバートンなど若手選手も起用。

おそらく次世代にスムーズに移行できるようにしたかったのだろうが、ダラス・マーベリックスのカイリー・アービングが選出されなかったことに疑問を感じているNBAファンも少なくない。

だが、アービングは特に気にしていないのかもしれない。

アービングはチームUSAに選出されなかったことについて質問されると、次のように答えたという。basketnews.comが伝えている。

ブラザーたちの幸運を願っている。

僕はこのチームに合わなかったということだ。

選考のプロセスはタフだった。

だが、もう一度言うが、USAバスケットボールの人々にはリスペクトしかない。

今の僕はチャンピオンを勝ち取ることに集中すべきだと思う。

僕はアメリカ代表に選出されるために（トライアウトに）チャレンジしなければならなかった時代に育った。

そこでグループとして、仲間として出会った。

実際に試してみて、どの5人がフィットするかを確認していた。

互いをリスペクトしていた。

全員で食事を楽しみ、切磋琢磨した日々が懐かしい。

誰がロスターに選ばれるかは分かっていたとしても、4～5日一緒に過ごした後に選考プロセスが行われていたんだ。

一緒に過ごした楽しい日々が懐かしい。

だが、僕はブラザーたちの幸運を願っている。

チームUSAのロスターに選出された選手たちは、現地7月5日からラスベガスでスタートするキャンプに参加し、エキシビジョンマッチを数試合こなした後、パリオリンピック本番に臨む。

残念ながらアービングが選出されなかったが、仲間たちの奮闘を現地、もしくは映像を通して見守ることだろう。