タイリース・ハリバートンの弟がバックスファンから差別的な暴言を浴びる
インディアナ・ペイサーズは現地23日に行われたミルウォーキー・バックスとのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第2戦を制し、シリーズを1勝1敗に戻すことに成功した。
NBAオールスターポイントガードのタイリース・ハリバートンにとって、第2戦は絶対に負けられない理由があったのかもしれない。
fadeawayworld.netによると、シリーズ第1戦を現地で観戦していたハリバートンの弟が、バックスファンのひとりから差別的な暴言を浴びたという。
これを受け、ハリバートンの家族はアリーナのセキュリティに通報。
NBAは人種差別を厳しく取り締まっている。
そのため、もし人種的差別の罵声を浴びせたファンが見つかった場合、そのファンをアリーナから追い出すなどの措置を取っている。
だが、この日はセキュリティに通報したにも関わらず、特に措置は取られなかったという。
NBAはこの問題を調査するだろうが、選手の家族が安心して観戦できる体制を整えることが求められることになりそうだ。
なお、ハリバートンのシリーズ第1戦と第2戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 |
---|---|---|
MP | 38 | 36 |
PTS | 9 | 12 |
TRB | 7 | 4 |
AST | 8 | 12 |
STL | 1 | 1 |
BLK | 1 | 1 |
TO | 3 | 2 |
FG% | 57.1% (4/7) | 40.0% (4/10) |
3P% | 33.3% (1/3) | 42.9% (3/7) |
FT% | – | 50.0% (1/2) |
+/- | -3 | +17 |