フィラデルフィア・セブンティシクサーズは現地4月30日に行われたニューヨーク・ニックスとのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第5戦を制し、シリーズを2勝3敗とした。

この日はNBAオールスターポイントガードのタイリース・マキシーが7本の3ポイントを含む46得点、9アシストを記録し、勝利に貢献。

相棒のジョエル・エンビードはニックスファンから強烈にブーイングされつつも、19得点、16リバウンド、10アシストとトリプルダブルを達成した。

シリーズを通してラフプレイが目立っているエンビードはニックスファンを敵に回しているわけだが、エンビードによると、彼はニューヨークを愛しているという。

エンビードは第5戦を終えた後、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。

敵意を持っているわけではない。

僕はニューヨークが大好きだ。

世界で一番のお気に入りの場所だ。

ここ5年間、ニューヨークには僕の居場所がある。

ニューヨークをただ愛している。

もし僕がサンドバッグにされたり、「ファッ●・エンビード」ど言われたりしても、大丈夫だ。

僕はそれが大好きだ。

ニックスファンからブーイングされ続けたエンビードを気遣ってか、マキシーは試合後にエンビードに「僕がついている」と伝えたという。

もしシクサーズがホームでの第6戦を制した場合、運命の第7戦はニックスのホームで行われる。

どちらのチームにとっても絶対に負けられない試合となるため、エンビードにはより激しいブーイングが飛ぶだろう。

果たしてエンビードはシクサーズを逆転勝利に導き、ニックスファンを黙らせることができるだろうか？

なお、エンビードのシリーズ第1戦から第5戦のスタッツは以下の通りとなっている。

–	第1戦	第2戦	第3戦	第4戦	第5戦
MP	37	39	41	44	48
PTS	29	34	50	27	19
TRB	8	10	8	10	16
AST	6	6	4	6	10
STL	2	0	0	3	1
BLK	0	1	1	2	4
TO	2	2	3	4	9
FG％	36.4％ （8/22）	41.4％ （12/29）	68.4％ （13/19）	36.8％ （7/19）	36.8％ （7/19）
3P％	25.0％ （2/8）	22.2％ （2/9）	71.4％ （5/7）	16.7％ （1/6）	25.0％ （1/4）
FT％	91.7％ （11/12）	66.7％ （8/12）	90.5％ （19/21）	85.7％ （12/14）	66.7％ （4/6）
+/-	+14	+3	+16	+1	+14