カイル・クーズマにトレードの可能性が再浮上
昨年夏のトレードでブラッドリー・ビールを放出したワシントン・ウィザーズは、今季を15勝67敗、イースタン・カンファレンス14位で終えた。
ウィザーズは今季の結果を受け、本格的に再建を進めていくと見られている。
おそらく若手を中心としたチームを構築し、この夏のトレード市場では若手有望株やNBAドラフト指名権獲得に奔走するだろうが、その場合は28歳のカイル・クーズマをトレードで放出する可能性がある。
talkbasket.netによると、他のNBAチームはクーズマとウィザーズの動向をモニターしており、もしクーズマがトレード市場に出るなら複数のNBAチームが獲得を狙う可能性があるという。
クーズマには今年2月のトレード期限前にダラス・マーベリックスが関心を持ち、ウィザーズにオファーを出した。
だが、ウィザーズのフロントオフィスからマブスのトレードオファーについて聞かされたクーズマはオファーを断り、ウィザーズの一員としてプレイすることを決断した。
つまり、クーズマが望むのなら、ウィザーズはクーズマが希望のチームへ移籍できるよう最善を尽くすだろう。
リバウンドとスコアリングに定評あるクーズマは、果たして来季どのNBAチームのユニフォームを着てプレイするのだろうか?
なお、クーズマの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 70 | 476 |
MP | 32.6 | 31.3 |
PTS | 22.2 (キャリアハイ) | 17.3 |
TRB | 6.6 | 6.4 |
AST | 4.2 (キャリアハイ) | 2.7 |
STL | 0.5 (キャリアワーストタイ) | 0.6 |
BLK | 0.7 | 0.6 |
TO | 2.7 | 2.2 |
FG% | 46.3% (キャリアハイ) | 45.1% |
3P% | 33.6% | 33.7% |
FT% | 77.5% (キャリアハイ) | 73.3% |