ミニマム契約を受け入れたエリック・ゴードン「金だけの問題ではない」

ベテランガードのエリック・ゴードンは先日、2年650万ドル（2年目はプレイヤーオプション）のミニマム契約を結んだ。

ロサンゼルス・クリッパーズはゴードンの来季のサラリー2090万ドルを保証することを嫌ってウェイブし、ゴードンはその後サンズと大幅な割引契約を結んだわけだが、再建中のヒューストン・ロケッツで長い時間を過ごしたゴードンにとって、サラリーよりNBAチャンピオンを目指せる環境のほうが重要だったという。

ゴードンはサンズとの契約について次のようにコメント。azcentral.comが伝えている。

来季は勝ちたい。

もう待ちたくない。

来季は勝ちたい。

何が起こるか、最終的にどうなるかは分からないが、僕はいつもこのチームを良い場所だと思っていた。

フェニックスが素晴らしい都市、素晴らしいファンがいる都市だということは、君たちもいつも耳にしているんじゃないかな。

彼らは時間をかけて勝者になった。

ここは注目されている場所だ。

選手は金と勝利どちらも求めるものさ。

だが、僕は長くプレイしてきたから、必ずしも金だけの問題ではない。

もちろんもっと欲しいよ。

誤解しないでもらいたいが、最終的にはここで毎年良い結果を残したい。

何が起こるか見てみよう。

ただ、僕はチャンピオンを勝ち取るためにここに来たかったんだ。

ゴードンがニューオーリンズ・ペリカンズに所属していた2012年、サンズはゴードンに4年5800万ドルの契約をオファーした。

だが、当時のゴードンは制限付きFAだったため、ペリカンズはサンズのオファーにマッチし、移籍は実現しなかった。

NBAキャリア15年を通して1億8000万ドル近く稼いだというゴードンは、果たしてサンズの一員として悲願のNBAタイトルを勝ち取ることができるだろうか？

なお、サンズの現時点のロスターは以下の通りとなっている。