ラメロ・ボールを訴えた女性「息子は彼のことが大好きだった」
シャーロット・ホーネッツのラメロ・ボールは現地21日、昨年10月に当時11歳だったエンジェル・ジョセフを車で轢いて足を骨折させたとし、ジョセフの母親タマリア・マクレーから訴えられた。
ボールはサインに応じることなく車でアリーナを出ようとしたところ、ジョセフを轢いて足を骨折させてしまったという。
ボールは何の対処もせず去ったというが、この問題はジョセフの身体だけでなく心も傷つけてしまった模様。
マクレーは今回の訴訟にあたり、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
彼(ジョセフ)は「ラメロ、大好き、大好き。サインちょうだい、一緒に写真撮って、サインちょうだい」という感じだった。
息子が倒れているのが見えたから、何か落としてしまったのかなと思った。
マクレーによると、ジョセフは完治まで数ヶ月かかり、また大好きなボールに裏切られた気持ちになり鬱になってしまったという。
子供が傷つくのを見ると、自分も傷つく。
辛かった。
本当に辛かった。
私は強い人間だが、心を折られてしまった。
本当に心を折られた。
NBAファンの中には、「子供を車に近づけさせるべきではなかった」と指摘している者もいる。
ボールは子供が近づいていることに気付いていなかったのかもしれないが、心に傷を負わせてしまったジョセフに適切に対処することを願いたいところだ。
なお、マクレーはボールだけでなく、ファンを適切に保護しなかったとし、ホーネッツに対しても訴訟を起こした。