リーダーシップを発揮するカイリー・アービング「失敗からモチベーションとインスピレーションを得られる」
ダラス・マーベリックスのカイリー・アービングは現地22日に行われたミネソタ・ティンバーウルブズとのNBAプレイオフ・カンファレンスファイナル第1戦で30得点を記録し、チームを勝利に導いた。
アービングはこれまでリーダーシップを疑問視されていたが、マブスでは相棒のルカ・ドンチッチと共に素晴らしいリーダーシップを発揮。
アービングがそうできているのは過去から学んだからなのかもしれない。
アービングはマブスでリーダーシップを発揮していることについて、次のようにコメント。basketnews.comが伝えている。
失敗からモチベーションを得ることができる。
インスピレーションを得ることができる。
今季の僕は本当に小さなことに集中している。
スコアリングする時はする。
だが、試合後にチーム全員が良い気分でいられるようにしたいと思っているんだ。
互いに誠実にならなければならない。
僕たちは(ジェイソン・キッドHC)と何度も長時間のミーティングを行った。
時には選手たちに話をさせ、セラピーのようになった。
マブスのロスターでNBAチャンピオンの経験があるのはアービングとマーキーフ・モリスのみだ。
そのため、アービングは簡単にNBAタイトルを勝ち取ることはできないことをチームメイトたちに説いているという。
僕は失敗することがどんな感じなのか、山頂まであと一歩のところまでいったのに失敗することがどんな感じなのか、すべての試合でチームメイトたちに伝えている。
それをモチベーションに変え、できる限り仲間たちを励ますように心掛けているんだ。
マブスは20代の選手が多いため、アービングの経験とリーダーシップは大きな意味を持つ。
アービングはチームメイトたちが気を緩めてしまわないように常に鼓舞し、NBAタイトル獲得へ向けて進み続けるに違いない。
なお、アービングの今季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。
– | RS | PO |
---|---|---|
G | 58 | 729 |
MP | 35.0 | 34.4 |
PTS | 25.6 | 23.6 |
TRB | 5.0 | 4.0 |
AST | 5.2 | 5.7 |
STL | 1.3 | 1.3 |
BLK | 0.5 | 0.4 |
TO | 1.8 | 2.5 |
FG% | 49.7% | 47.4% |
3P% | 41.1% | 39.3% |
FT% | 90.5% | 88.6% |