TNTクルーがカール・アンソニー・タウンズの「1日に1500ショット撃っている」発言を疑問視
ミネソタ・ティンバーウルブズのNBAオールスタービッグマン、カール・アンソニー・タウンズは、ダラス・マーベリックスとのNBAプレイオフ・カンファレンスファイナルで著しく調子を落としている。
タウンズは高精度のアウトサイドシュートを持つ貴重なビッグマンだが、マブスとのシリーズでは3P成功率わずか13.6%と低迷。
また、マブスのタフなディフェンスに苦しみ、FG成功率も27.8%にとどまっている。
そのタウンズは第3戦を終えた後、「笑うしかない。僕は1日に1500ショット撃っている」などと発言し、自信を失っていないことを明かしたわけだが、インサイドNBA on TNTでMCを務める3人の元NBA選手は、タウンズが誇張して発言したと感じているようだ。
basketnews.comによると、TNTクルーのケニー・スミス、チャールズ・バークレー、シャキール・オニールはタウンズの発言を受け、次のように指摘したという。
ケニー・スミス
1日に(シュートを)300本決めるためには40~45分くらいかかる。
もし1500本撃つなら、2時間半はかかるだろう。
すでに練習している。
彼の発言は嘘だ。
カメラに向かってそう断言できる。
チャールズ・バークレー
おもしろいのは、彼(タウンズ)が嘘を言っているということだ。
もし本当だとしても、スリーを1500本撃っているなら、それが問題だ。
重要なのは彼がどんなシュートを撃っているかだ。
どんなシュートを撃っているんだ?
それほど練習しているのに、32本撃って4本しか決めていない。
ミッドレンジシュートの練習はしているのか?
ポストアップの練習はしているのか?
それが僕が疑問に思っていることだ。
シャキール・オニール
彼が腹を立てていないことが気がかりだ。
彼はまったく腹を立てていない。
僕は5回スウィープされたことがある最も有名なスーパースターだ。
彼がひどいプレイをしたのに関わらず腹を立てていないのは、彼が準備できていないからだ。
僕はコービー・ブライアントのような選手たちと一緒にプレイした。
彼が最後のシュートを外した時は、飛行機の中で彼に話しかけないほうがいい。
ペニー・ハーダウェイが最後のパスをミスした時は、飛行機の中で彼に話しかけないほうがいい。
僕がフリースローを2、3本外したら?
喋るな。
サイズとアウトサイドシュートがあるタウンズは、ウルブズに大きなアドバンテージをもたらすはずだった。
だが、少なくともマブスとのシリーズではアドバンテージとはならず、逆にウルブズの悩みの種になってしまっている。
果たしてタウンズは第4戦で立ち直り、批判を称賛に変えることができるだろうか?
なお、タウンズのNBAプレイオフ・カンファレンスファイナルのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 |
---|---|---|---|
MP | 34 | 26 | 38 |
PTS | 16 | 15 | 14 |
TRB | 7 | 7 | 11 |
AST | 2 | 3 | 3 |
STL | 1 | 2 | 0 |
BLK | 0 | 0 | 0 |
TO | 1 | 0 | 0 |
FG% | 30.0% (6/20) | 25.0% (4/16) | 27.8% (5/18) |
3P% | 22.2% (2/9) | 20.0% (1/5) | 0% (0/8) |
FT% | 100% (2/2) | 85.7% (6/7) | 80.0% (4/5) |
+/- | -5 | 0 | -12 |