ベテランポイントガードのジュルー・ホリデーは昨年夏のトレードでミルウォーキー・バックスからポートランド・トレイルブレイザーズへ移籍した後、さらなるトレードでボストン・セルティックスに加わった。

バックス時代のホリデーにとってセルティックスは何度も死闘を繰り広げたライバルチームだったため、ホリデーはセルティックスへトレードされると知った時、セルティックスの人々やファンから嫌われるかもしれないと感じていたという。

ホリデーは当時を振り返り、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。

1年前や2年前のシリーズのことを考えると、ここに来る時は「彼らに嫌われる」と思っていた。

だが、彼らは僕を抱きしめ、受け入れ、チームの一員であることを感じさせてくれた。

それからというもの愛しかない。

君たちもこの都市のことは知っているよね。

彼らに一度愛されたら、それに勝るものはない。

本当に最高だ。

ホリデーはNBAオールスターに選出されたことがあるとはいえ、ジェイソン・テイタムやジェイレン・ブラウンのような華やかな選手ではない。

だが、セルティックスではうまくバランスをとり、特にタフなディフェンスで勝利に貢献している。

それゆえにホリデーはすぐにセルティックスファンのお気に入りになったというが、ホリデーにはルカ・ドンチッチとカイリー・アービングにマッチアップするという大仕事が待っている。

果たしてホリデーはNBAファイナルでもタフなディフェンスを展開し、セルティクスに悲願のNBAタイトルをもたらすことができるだろうか？

なお、ホリデーの今季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。

–	RS	PO
G	69	14
MP	32.8	37.9
PTS	12.5	12.7
TRB	5.4 （キャリアハイ）	5.6
AST	4.8	4.6
STL	0.9 （キャリアワースト）	1.3
BLK	0.8 （キャリアハイタイ）	0.6
TO	1.8	1.6
FG％	48.0％	48.9％
3P％	42.9％ （キャリアハイ）	39.7％
FT％	83.3％	94.4％