カイリー・アービングが残りのNBAキャリアについて「あまり考えたことがない」
ダラス・マーベリックスのカイリー・アービングは、NBAキャリア13年目の今季も支配力あるパフォーマンスを見せている。
現在32歳ということもあり、アービングはもうしばらくNBAトップクラスのスキルでファンを魅了してくれるだろうが、今のレベルを永久に維持できるわけではない。
では、アービングは自身のNBAキャリアをどう見ているのだろうか?
アービングによると、残りのNBAキャリアについては考えていないものの、今はより大きな視点で物事を見ることができるようになったという。アービングのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
正直言って、あまり考えたことがない。
今季はここ最近の中で最も長いシーズンだ。
20代の頃とは異なり、今は物事を大局的に見ている。
近年のテクノロジーの進化や毎日の身体のケアの方法などを含めてね。
30代になって、自分の身体のことをより学ぶ機会を得ることができた。
感謝している。
僕のマインドはどんどんシャープになっている。
もちろん身体能力は衰えてしまうが、それも受け入れることができる。
まるで38歳のように話しているね。
だが、今は32歳だ。
可能性は無限大だ。
また、アービングはNBAファイナル第4戦に向けての意気込みも語った。
とにかく準備しなければならない。
家に帰り、弾薬を準備しなければならない。
バズーカを手に入れなければならない。
すべて準備しなければならない。
僕たちは第4戦で自分たちのショットを撃たなければならない。
アグレッシブにプレイしなければならないんだ。
今のマブスには20代の選手が多い。
NBAオールスターガードのルカ・ドンチッチもまだ25歳と若いため、年長者のアービングは強力なリーダーシップを発揮してチームメイトたちを牽引しなければならないだろう。
さまざまな経験を積んだアービングなら、その役割を完全にまっとうするに違いない。
なお、アービングの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 58 | 729 |
MP | 35.0 | 34.4 |
PTS | 25.6 | 23.6 |
TRB | 5.0 | 4.0 |
AST | 5.2 | 5.7 |
STL | 1.3 | 1.3 |
BLK | 0.5 | 0.4 |
TO | 1.8 | 2.5 |
FG% | 49.7% | 47.4% |
3P% | 41.1% | 39.3% |
FT% | 90.5% | 88.6% |