ダンテ・ディヴィンチェンゾはトレードを喜ぶ?
ニューヨーク・ニックスは先日、ジュリアス・ランドルとダンテ・ディヴィンチェンゾをトレードで放出し、NBAオールスタービッグマンのカール・アンソニー・タウンズを獲得すると報じられた。
ニックスがこの夏のトレードでミカル・ブリッジズを獲得したことにより、ブリッジズ、ディヴィンチェンゾ、ジョシュ・ハート、ジェイレン・ブランソンとビラノバ大学で一時代を築いた4選手がチームアップ。
だが、ディヴィンチェンゾはニックスを離れる。
しかし、ディヴィンチェンゾはトレードされることを喜んでいるのかもしれない。
larrybrownsports.comによると、ディヴィンチェンゾはベンチ起用への変更に乗り子ではなく、昨季と比べると出場時間が減少する見込みであるため、トレードされることを喜んでいるという。
ディヴィンチェンゾは昨季レギュラーシーズン81試合に出場し、うち63試合にスターターとして起用された。
ディヴィンチェンゾにとって昨季は飛躍のシーズンだったと言えるだろうが、ブリッジズが加わることにより出場時間だけでなくボールを持つ機会が減るのも必至だ。
NBA選手としてさらなる高みを目指したいディヴィンチェンゾとしては、出場時間とボールを持つ機会を確保し、成長につなげたいところだろう。
ウルブズで出場時間とボールポゼッションの回数が増えるかは分からないが、ディヴィンチェンゾにとって来季は重要なシーズンとなりそうだ。
なお、ディヴィンチェンゾの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 81 | 354 |
MP | 29.1 | 25.4 |
PTS | 15.5 (キャリアハイ) | 10.6 |
TRB | 3.7 | 4.4 |
AST | 2.7 | 2.8 |
STL | 1.3 (キャリアハイタイ) | 1.2 |
BLK | 0.4 (キャリアハイ) | 0.3 |
TO | 1.4 | 1.4 |
FG% | 44.3% | 42.8% |
3P% | 40.1% (キャリアハイ) | 37.6% |
FT% | 75.4% | 77.1% |