ニコラス・バトゥームが人種差別攻撃を受けるシルヴァン・フランシスコを擁護「決して許されない」

先日行われたフランス代表とスロベニア代表のユーロバスケットグループステージの試合で、フランス代表のシルヴァン・フランシスコがルカ・ドンチッチと試合最終盤に健闘を称え合った後、無人のレーンを駆け上がってレイアップを決めた。
すでに勝敗は決していただけに、フランシスコはSNS上で痛烈に批判されている。
中には人種差別のような言葉で罵る投稿もあるというが、元フランス代表のニコラス・バトゥームがこの状況に苦言を呈した模様。バトゥームのコメントをbasketnews.comが伝えている。
中にはおかしい人間もいる。
たとえバスケットボールのプレイに同意できなかったとしても、人種差別やヘイトは決して許されない。
先日のデニス・シュルーダーに続き、今度はこれだ。
シルヴァンを心から称賛する。
素晴らしいプレイだった。
これからも輝き続け、僕たちに誇りに思わせてくれ。
フランシスコはスロベニア代表戦で32得点、7リバウンド、5アシスト、2スティールの活躍を見せ、フランス代表を勝利に導いた。
だが、続くイスラエル代表との試合ではわずか2得点にとどまり、フランス代表も13点差で敗れた。
なお、フランスのバスケットボール連盟もこの状況を問題視し、声明をリリースした。
FFBBとフランス代表チームは、ソーシャルメディア人種差別的な投稿や侮辱を受けたシルヴァン・フランシスコを全面的に支持する。
これらの発言はバスケットボールや連盟が推進する価値観に反するものであり、決して容認できない。