ロサンゼルス・クリッパーズのディアンドレ・ジョーダンは今季開幕前、ドック・リバースHCからディフェンシブプレイヤーとしてNBAオールスタークラスの力をつけるよう要求されていた。

ジョーダンは今季ここまで13.0リバウンド（キャリア平均7.0）、2.2ブロック（同1.5）のアベレージを記録。

数字からも見て取れるように、クリッパーズのインサイドにおける守護神と変貌しつつある。

「今年の夏前、ドックから試練を与えられたんだ。彼から与えられた試練にチャレンジすることは、俺にとって楽しみのひとつになってる」

「チームのアシスタントコーチも優秀だし、毎日勉強させてもらってるよ。もちろん試合でも学んでるんだ。俺自身をもっと良いプレイヤーに成長させるためにね」

「彼（リバースHC）が俺に与えてくれた役割をこなしてるだけさ。NBAでベストのディフェンダーになりたいし、それがチームのためにもなるんだ。俺はチャレンジし続けるよ。たった1回の勝利なんて欲しくない。とにかく何回でも勝ち続けたい。それこそがディフェンシブプレイヤーになるためのプロセスなんだよ」

今年の夏にはチームUSAのミニキャンプにも招へいされ、確実に力を付けつつあるジョーダン。

クリッパーズが優勝するためのラストピースは、もしかしたらジョーダンなのかもしれない。