トニー・パーカーのNBA2012-13シーズンTOP10プレイ
トニー・パーカーほどNBAで揉まれて成長してきたポイントガードはいないのではないだろうか?
2001年のドラフト28位でサンアントニオ・スパーズに入団し、NBAデビューを果たしたパーカーは、アウトサイドシュートに難があった。
NBA2001-02シーズンにはオール・ルーキー・ファーストチームに選出されたものの、グレッグ・ポポビッチHCからは厳しい指導を受ける日々が続く。
キャリア2年目に入ると、NBAレジェンドのデビッド・ロビンソン、そして現在も活躍しているティム・ダンカンらとともにチャンピオンリングを獲得。
しかし、パーカーに対する評価は厳しいものだった。
今でこそNBAを代表するポイントガードに成長したが、当時のスパーズはジェイソン・キッド獲得に向けて動く。
キッドを獲得することができなかったスパーズは、パーカーをスターターとして起用。
だが、NBA2009-10シーズンには再びトレードの噂が浮上する。
何とかスパーズに留まったパーカーは、それからスパーズを牽引する存在へと進化した。
ポポビッチHCもパーカーの働きには賞賛の声を挙げている。
最大の武器であるフローター、そして苦手としていたアウトサイドシュートも克服し、スパーズの稼ぎ頭に成長したことは間違いない。
31歳になったベテランポイントガードには、もはや弱点が見当たらないといえるだろう。
今季終盤は怪我による戦線離脱という不運に見舞われ、復帰後はなかなか調子が上がらなかったものの、NBAプレイオフに入るとさすがの活躍を見せた。
自身4個目のチャンピオンリングを手にすることはできなかったが、NBA2013-14シーズンは再びプレイオフで活躍してもらいたい。
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