“The Quick” ニック・バン・エクセル
ニック・バン・エクセルというNBAプレイヤーをご存じだろうか。
1993-94シーズンにロサンゼルス・レイカーズの一員としてNBAデビューを果たしたバン・エクセルは、左手から繰り広げられるトリッキーなパスやクラッチプレイ、3Pシュートを武器とした選手だ。
ストリートバスケの要素を取り入れた彼のプレイは、多くのNBAファンを魅了した。
身体能力も高く、ポイントガード(身長185cm)というポジションながらも得点を量産したバン・エクセル。
入団当時のレイカーズは再建途中にあり、ルーキーシーズンはNBAプレイオフ進出を逃した。
だが、翌シーズンは見事な活躍を見せ、レイカーズをカンファレンス・セミファイナル進出(対ユタ・ジャズ、1-4で敗戦)へ導く。
そして、NBA1996-97シーズンにはシャキール・オニール、デレック・フィッシャー、コービー・ブライアントが加わり、カンファレンス・ファイナルに進出した。(対ジャズ、0-4で敗戦)
バン・エクセルが去ったレイカーズは、オニールとブライアントを中心とした圧倒的なオフェンス力でNBA1999-2000シーズンからスリーピートを達成し、黄金時代へ突入する。
バン・エクセルといえば、フリースローでも有名だ。
なぜかフリースローラインから30cm程度離れて放っていた。
それでもNBAキャリアFT成功率は79.4%(キャリアハイは2001-02シーズンの84.4%)を記録している。
レイカーズを去ったあと、デンバー・ナゲッツ、ダラス・マーベリックス、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ポートランド・トレイルブレイザーズ、サンアントニオ・スパーズを渡り歩いた彼は、2005-06シーズンを最後にNBAを引退した。
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