NBAレジェンドのアイザイア・トーマスは、ヘッドコーチとしてインディアナ・ペイサーズとニューヨーク・ニックスを指揮した経験を持つ。

両チームで結果を残すことができず、今はコーチ職から離れているトーマス。

だが、ペイサーズのヘッドコーチをもう1年続けていれば、トーマスのヘッドコーチキャリアは輝かしいものになっていたのかもしれない。

トーマスによると、ペイサーズから解雇されなければチームをNBAチャンピオンに導けたという。トーマスのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

あの3年間は私にとって素晴らしいコーチングの時間だった。

大胆ではあるが、こう言いたい。

もし（ラリー・）バードが私を解雇しなければ、我々は翌年にチャンピオンになっただろう。

我々はピストンズを倒しただろうね。

ペイサーズはトーマスがヘッドコーチに就任する直前、NBAファイナルに進出。

だが、その後数人の主力を失ったペイサーズは、トーマスが指揮した3シーズンいずれもプレイオフに進出したものの、ファーストラウンドでの敗退を余儀なくされた。

しかし、トーマスを解雇した直後のペイサーズは、レジー・ミラーや若手のロン・アーテスト、ジャーメイン・オニールなどを中心とし、カンファレンスファイナルに進出。

その年のNBAチャンピオンに輝いたデトロイト・ピストンズに敗れてしまったものの、素晴らしい躍進を遂げた。

では、トーマスがピストンズ

では、トーマスがピストンズペイサーズを指揮していればピストンズに勝利できたのだろうか？

を指揮していればピストンズに勝利できたのだろうか？

その答えは誰にも分からないが、トーマスが偉大なNBAプレイヤーだった一方で、コーチとしては優れていなかったという評価が変わることはないだろう。