NBAファイナルへ向けて模索を続けるエリック・スポエストラHC

対ポートランド・トレイルブレイザーズ戦、クリス・ボッシュの3Pで逆転勝利を飾ったマイアミ・ヒートだが、これはエリック・スポエストラHCの仕掛けた策だったという。
レブロン・ジェイムスを負傷で欠いているヒートでは、フィニッシャーとしてドウェイン・ウェイドが選択されるケースが多い。
逆転を賭けたプレイでもまずはウェイドにボールを託すも、ドライブインを仕掛けたウェイドはアウトサイドでオープンになっていたボッシュにパス。
パスを受けたボッシュは3Pラインまでステップバックし、見事3Pを決めてみせた。
3連覇を狙うヒートだが、選手の健康管理も欠かすことができない。
スポエストラHCは特に膝に爆弾を抱えるウェイドの状態を気にしており、今季は8試合休養を与えている。
また、ジェイムスの出場時間もキャリアローの36.0分に制限するなど、昨季までとは違う起用法を試しているようだ。
まるでサンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチHCのようだが、常に新しい方法を模索し、実行に移していることが、常勝軍団ヒートの礎となっているのかもしれない。
C・ボッシュ 対ブレイザーズ戦ハイライト動画WosRBVxhZFU