ブルズがタージ・ギブソンをトレードか?
デリック・ローズの負傷離脱は、今季のシカゴ・ブルズにとって誤算だったのではないだろうか。
ローズを欠くブルズはチームの再建をしていくと言われている。
その手始めとなったのが、ルオル・デンのトレードだ。
さらに、今季終了後にはニューヨーク・ニックスのカーメロ・アンソニー獲得に動くという。
だが、アンソニーを獲得し、ローズとともにプレイさせるなら、キャップスペースを空ける必要がある。
現在、ブルズには高額年棒を抱える選手が7人おり、これらの選手を動かす可能性もなくはない。
だが、ブルズの7選手(ローズ、カルロス・ブーザー、ジョアキム・ノア、タージ・ギブソン、マイク・ダンリービー、ジミー・バトラー、トニー・スネル)のサラリーにリチャード・ハミルトンのバイアウトをを含めると、64,124,513ドル(65億6000万円)にものぼる。
つまり、アンソニーを獲得するためのキャプスペースに空きがないのだ。
仮にブーザーにアムネスティ条項を適用したとしても、アンソニーの獲得にはまだ足りない。
そこで名前が浮上したのが、ギブソンだ。
ギブソンのサラリー(800万ドル)を取り除くことができれば、アンソニーのためのキャップスペースを用意できる。
ただ、ギブソンは将来性のある選手。
これから先、ブルズの中核を担う選手になるだろう。
ギブソンを失うことで、ブルズがさらに後退してしまう可能性だってあるのだ。
それでもトレードの可能性がないわけではない。
事実、ブルズはロサンゼルス・レイカーズ、ワシントン・ウィザーズ、シャーロット・ボブキャッツとトレードを議論しているという。
今季中のトレードはないとも言われているが、少なくともアンソニーがFAになる頃までには何らかのアクションを起こすのではないだろうか。
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