NBA2013-14シーズンのディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーの最有力候補は、現在のところインディアナ・ペイサーズのロイ・ヒバートだ。

シーズンMVPにはオクラホマシティ・サンダーのケビン・デュラント、NBAルーキー・オブ・ザ・イヤーにはフィラデルフィア・セブンティシクサーズのマイケル・カーター・ウィリアムスが最有力候補として挙げられている。

ヒバートがディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞する確率はかなり高いだろう。

だが、その評価をレブロン・ジェイムスが変えてしまうかもしれない。

先日のロサンゼルス・クリッパーズ戦で、ジェイムスは縦横無尽のディフェンスを披露した。

ブレイク・グリフィン、ダレン・コリソン、そして時にはディアンドレ・ジョーダンにマッチアップするなど、ジェイムスのディフェンス能力の高さを思い知らせたゲームだったといえるだろう。

この試合後、ジェイムスは次のようにコメントしている。

「そういうわけだから、今年のディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーは俺さ（笑）。5人全員をディフェンスした気分だよ。センターのディアンドレからガードのダレン・コリソンまでね。これまで誰もこんなことをやったことがないんじゃないかな」

「だから、今ここで9袋のアイスバッグで脚を冷やしてるんだ」

類稀なる身体能力を誇るジェイムスだが、確かにポイントガードからセンターまでマッチアップする選手はそういないのではないだろうか。

前評判を覆し、ジェイムスが今季のディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞する可能性も十分あるのかもしれない。