ニューヨーク・ニックスのエース、カーメロ・アンソニーが、チームメイトのJR・スミスに対してエールを送った。

オフシーズンに膝を負傷したスミスはリハビリを続けており、復帰のスケジュールは依然として空白のままだ。

だが、仮に復帰したとしても、NBAの反麻薬プログラムに違反していたことにより、5試合は出場することができない。

スミスに対し、アンソニーは以下のようにコメントしたという。

「スミスは自分自身をしっかり保たなきゃいけないんだ。俺たちはみんなスミスをサポートしたいと思ってる。でも彼自身がしっかりしてなきゃ、それも意味がないんだよ」

「出場停止にならないことを願っていたけど、ダメだった。でも俺たちは前に進まなきゃいけない。彼はこのオフシーズンにいろんなことを考えていたと思うよ。そして再起しようと決めたんだ。事をしっかり進めることが、彼にとって新しい幕開けじゃないかな」

このオフにはスミスのほか、マイケル・ビーズリーやラマー・オドムなどNBAスター選手にドラッグ問題が相次いだ。

ビーズリーはマイアミ・ヒートに移籍し、すでにNBAプレシーズンゲームにも出場している。

高いオフェンス力を誇るスミスの復帰は、ニックスの躍進に欠かせないだろう。