ドナルド・スターリングへの処分次第でボイコットの可能性があった?
ロサンゼルス・クリッパーズが苦境に立たされている。
オーナーのドナルド・スターリングが人種差別発言をしたことを受け、NBAはスターリングの永久追放等の処分を下した。
だが、クリッパーズからはすでにスポンサー企業が撤退を始めている。
スターリングを除くNBA29チームのオーナーが賛成すれば、クリッパーズは強制的に売却されることになるわけだが、クリッパーズ側はNBAが決定した処分について納得しているようだ。
もし納得できない処分をNBAが下したなら、日本時間30日の全3試合がボイコットされる予定だったという。
NBA選手組合の副代表を務めるロジャー・メイソンJrは、記者会見で次のように話した。
「NBAの決定が十分でなければ、選手たちは試合をボイコットするつもりだった。プレイヤーとして、NBAの決定には満足している」
「(クリッパーズの売却を決める)NBAチームのオーナーによる投票について、即時の行動を期待する」
スターリングの人種差別発言問題はまだ終わっていない。
クリッパーズの強制売却が決定したとしても、スターリングには“訴訟”というワイルドカードが残されている。
スターリングの動き次第で、今後の試合でボイコットに発展する可能性もあるのだ。
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