レブロン・ジェイムスの来季所属候補のNBA8チームとは?
マイアミ・ヒートのパット・ライリーは2014年NBAファイナルでサンアントニオ・スパーズに敗れた後、「ロスターをアップグレードしなければならない」と話した。
レブロン・ジェイムス、ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュにサラリーのダウンを要求すると伝えられていたが、ジェイムスはこの方針に従えないようだ。
ジェイムスのエージェントによると、契約をオプトアウトし、FAとなることをすでにヒートに通知したという。
NBAの全チームがジェイムスに熱い視線を注ぐには間違いないが、来季所属する可能性が高いNBA8チームを見てみよう。
マイアミ・ヒート
ヒートでNBAタイトルを2度獲得したこともあり、残留の可能性が最も高いと言われている。
ジェイムスとライリーは互いに信頼できる関係にあり、ヒートがジェイムスのチームだということは明らかだ。
ただし、残留する場合はヒートのサラリーを圧迫する可能性があるため、ウェイドとボッシュの去就に注目が集まる。
シカゴ・ブルズ
この夏、ブルズはカーメロ・アンソニーかケビン・ラブの獲得を狙うと言われている。
だが、ジェイムスがFAになるなら話は別だ。
アンソニーかラブを獲得するより、ジェイムスを獲得したほうがメリットが大きい。
デリック・ローズの負担も大幅に軽減され、カンファレンスにおいて脅威のNBAチームとなるのは間違いない。
ヒューストン・ロケッツ
このオフ中、ロケッツはNBAスター選手をもうひとりロスターに加えると公言している。
ジェイムス・ハーデンとドワイト・ハワードにジェイムスが加わることになれば、NBAで屈指のチームとなるだろう。
その場合、オマー・アシックとジェレミー・リンの放出が条件となる。
とはいえ、ケビン・マクヘイルHCの考えるスタイルにジェイムスがマッチするとは限らない。
ロサンゼルス・クリッパーズ
クリス・ポールはチームUSAでジェイムス共にプレイしたということもあり、ジェイムスはを高く評価している。
また、ジェイムスはドック・リバースHCをリスペクトしており、クリッパーズはジェイムスがプレイしたいと思えるNBAチームのひとつといえるだろう。
だが、クリッパーズにはジェイムスを獲得できるだけのキャップスペースがない。
ブレイク・グリフィンのトレードも考えられるが、これから全盛期を迎えようとしているグリフィンを手放すとは思えない。
クリーブランド・キャバリアーズ
かつてジェイムスは「いつかホームに戻りたい」と話していた。
キャブスからヒートへの移籍には多くの批判が浴びせられたが、キャブスのファンはすでにジェイムスを受け入れる用意がある。
だが、キャブスにはまだキャストが揃っていない。
カイリー・アービング、ディオン・ウェイターズ、トリスタン・トンプソンらはまだまだ成長段階にあり、ジェイムスが加わったとしても、スパーズやサンダー、クリッパーズには勝てないだろう。
ロサンゼルス・レイカーズ
レイカーズにはジェイムスを獲得できるだけのキャップスペースがある。
また、低迷が続いているものの、レイカーズのブランド力はNBAトップクラスだ。
もしジェイムスを獲得したなら、間違いなくコービー・ブライアントの後継者となるだろう。
レイカーズにはカーメロ・アンソニーを獲得するだけの余裕もあるため、ジェイムス、アンソニー、ブライアントのビッグ3を形成することもできる。
だが、この3選手が同時にコートに立つと、互いの長所を消してしまう可能性が高い。
アトランタ・ホークス
可能性は低いものの、ホークスは魅力的なNBAチームのひとつといえるだろう。
マリオ・チャルマーズより高いパフォーマンスを見せているジェフ・ティーグ、3ポイントスペシャリストのカイル・コーバー、ポール・ミルサップ、アル・ホーフォードにジェイムスを加えたラインナップは恐ろしく強力だ。
フェニックス・サンズ
エリック・ブレッドソーと繰り広げるアップテンポゲームは、見る者を魅了するだろう。
ジェイムスを獲得することができれば、NBA2013-14シーズンに復活を果たしたサンズが一気に優勝候補に名乗りを挙げる可能性もある。
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サラリーダウン要求に従おうと思うならオプトアウトする必要があると思うのですが,なぜオプトアウトしたことでレブロンがその要求を突っぱねたことになるのでしょうか?
コメントありがとうございます(^_^)
大方の見方ではオプトアウトしないとされていたからですね(´;ω;`)
またサラリーダウンの要求は受け付けない可能性が高いと言われてるみたいです。
まあ全盛期のプロ選手なら当然だとは思いますが・・・