【2014NBAドラフト】11位~15位
2014年NBAドラフト会議が日本時間27日に開催された。
NBAドラフト11位~15位で指名された選手は以下の通りだ。
11位 ダグ・マクダーモット
- 指名チーム:デンバー・ナゲッツ⇒シカゴ・ブルズへトレード
- ポジション:フォワード
- 出身:クレイトン大学
アウトサイドショットに定評があり、3P成功率44.9%を記録。
ドリブルワークとポストアップでのプレイも上手く、オフェンスのバリエーションが豊富な選手だ。
一方で身体能力に問題があり、ペイントエリア内ではミスマッチを突かれる可能性もある。
またディフェンスを改善しなければ、トム・ティボドーHCに起用されないだろう。
12位 ダリオ・サリッチ
- 指名チーム:オーランド・マジック⇒フィラデルフィア・シクサーズへトレード
- ポジション:フォワード
- 出身:クロアチア
トルコのチームと2年契約を結んでいるサリッチは、今年のNBAドラフトでも多彩なオフェンスパターンを有している選手のひとり。
名前は知られていないが、NBAのスカウトはサリッチを追い続けていた。
バスケットボールIQが高く、得点も期待できる選手だ。
ボールハンドリングとパッシングスキルにも優れており、ポストでも速攻でも得点できる。
一方で、NBAでプレイするためにはジャンパーに磨きをかけ、フィジカルを高めなければならない。
12位 ザック・ラビーン
- 指名チーム:ミネソタ・ティンバーウルブズ
- ポジション:シューティングガード
- 出身:UCLA
今年のNBAドラフトでは最も身体能力が高い選手のひとり。
フィジカル面はNBAでも通用するだろうが、バスケットボール全体では課題が多い。
ハーフコートオフェンスでスペースをクリエイトする能力に疑問が残るところ。
一方でジャンパーが問題視されていたが、3P成功率は37%まで改善されている。
さらなる改善がなされなければ、Dリーグでプレイすることになるだろう。
14位 TJ・ウォーレン
- 指名チーム:フェニックス・サンズ
- ポジション:フォワード
- 出身:ノースカロライナ州立大学
カレッジでのトップスコアラーのひとり。
ディフェンスの穴を見つける目を持っているだけでなく、ボールがないところでもハードワークできる。
一方でアウトサイドジャンパーに課題があり、3P成功率26.7%をいう数字を改善しなければ、サンズで出場機会を得られないだろう。
またパッシングスキルのアップも必須だ。
15位 エイドリアン・ペイン
- 指名チーム:アトランタ・ホークス
- ポジション:パワーフォワード
- 出身:ミシガン州立大学
ホークスは良い選手を獲得したのかもしれない。
昨季3P成功率42%を記録しているペインは、ただのシューターではない。
ドリブルもあればポストプレイもできる。
一方でディフェンスに課題があるが、ひどすぎるというわけでもない。
アル・ホーフォード、ポール・ミルサップとのローテーションで起用される見込みだ。
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