【2014NBAドラフト】16位~20位
2014年NBAドラフト会議が日本時間27日に開催された。
NBAドラフト16位~20位で指名された選手は以下の通りだ。
16位 ユスフ・ナーキッチ
- 指名チーム:シカゴ・ブルズ⇒デンバー・ナゲッツへトレード
- ポジション:センター
- 出身:ボスニア・ヘルツェゴビナ
NBAで生き残れるだけのフィジカル、フットワーク、スコアリング能力を有しており、特にリバウンドでの貢献が期待される。
一方でNBAセンターとしての運動能力にはやや疑問か。
今後はディフェンスの経験を積む必要があるだろう。
17位 ジェイムス・ヤング
- 指名チーム:ボストン・セルティックス
- ポジション:スウィングマン
- 出身:ケンタッキー大学
NBAで通用するだけのサイズとウィングスパンを有している。
シューターとしても期待されているが、昨季は3P成功率35%に留まった。
ドリブルワークに問題はないが、左にしか切り込めないという弱点を克服しなければならない。
ディフェンス力はあるものの、さらなるハードワークが求められる。
また、集中力が切れることがあるのが欠点だ。
18位 タイラー・エニス
- 指名チーム:フェニックス・サンズ
- ポジション:ポイントガード
- 出身:シラキュース大学
エニスは本物のポイントガードと言えるかもしれない。
サンズではゴーラン・ドラギッチのバックアップを任される可能性が高いが、先発に起用される可能性も十分ある。
問題はNBAという舞台でプレイメーカーと成り得るかどうかということだ。
またディフェンスの改善も要求されるだろう。
19位 ゲイリー・ハリス
- 指名チーム:シカゴ・ブルズ⇒デンバー・ナゲッツへトレード
- ポジション:シューティングガード
- 出身:ミシガン州立大学
ナゲッツにとってハリスは掘り出し物かもしれない。
アーロン・アフラロのバックアップとして十分すぎる活躍が期待できるだろう。
入りだしたら止まらないショットも魅力だ。
スマートなプレイが持ち味であり、ボールを失うことも少ない。
ディフェンス力も高いものの、NBAレベルの運動能力は有していない見られる。
自分自身でショットをクリエイトできないかもしれないが、徐々に改善していくだろう。
20位 ブルーノ・カボクロ
- 指名チーム:トロント・ラプターズ
- ポジション:スモールフォワード
- 出身:ブラジル
ひとつのサプライズと言えるかもしれない。
カボロはどのチームのワークアウトにも参加していなかった。
NBAのプログラム“Basketball without Borders”で目を付けられた選手だ。
謎に包まれている選手だが、運動能力が高く、“ブラジルのケビン・デュラント”とも呼ばれている。
コメントを残す