ライオネル・ホリンズHC「デロン・ウィリアムスはもうフランチャイズプレイヤーじゃない」」
かつてはクリス・ポールと共にリーグを代表するポイントガードと称えられたデロン・ウィリアムスに、もう過去の輝きはない。
アトランタ・ホークスとのプレイオフ・ファーストラウンドでは輝きを放った試合もあったが、それは一時的な輝きに過ぎなかった。
昨年のオフには「ニューヨークの喧騒が自分に合わない」と発言し、先日はポール・ピアースから批判されたばかりのウィリアムスについて、ネッツのライオネル・ホリンズが言及。ESPNが伝えている。
「彼はもうフランチャイズプレイヤーじゃない。彼は良い選手だし、信頼できる選手。だけど、彼はもうフランチャイズプレイヤーじゃないと私は思ってる。私の考えだがね。彼は良い選手。彼が立ち直ってプレイしてこれたことを、私は誇りに思ってるよ。フランチャイズプレイヤーになるために、彼にはプレッシャーがかかってた。みんながフランチャイズプレイヤーって言ってたからね。でも、我々に必要なのはフランチャイズチームなんだ」
「つまり、コートに出てハードにプレイする。共にプレイしてボールをシェアするってこと。ひとりがオープンなら、その選手はショットを決める。オープンじゃないなら他の選手にパスして、その選手がショットを決める。これってフランチャイズプレイヤーのことじゃないよね。フランチャイズプレイヤーなしでチャンピオンシップに勝ったチームだってあるんだ。だからフランチャイズプレイヤーについては気にしてない。みんなが気にして、話題にしてるだけ。私が気にしてるのは、コートに立ったらハードにプレイするということ。勝つためにね。それがすべてさ」
裏を返せば、ネッツの選手たちがハードにプレイしていなかったとも考えられる。
シーズン中にはトレード候補として名が挙がっていたウィリアムスだが、来季は安定したパフォーマンスを見せることができるだろうか?
かつての輝きは取り戻せないとしても、チームを勝利に導くクレバーなプレイを期待したい。
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