スタン・バン・ガンディHC ハック作戦について「効果的じゃない」
デトロイト・ピストンズがプレイオフチームへ復活することができれば、来季はアンドレ・ドラモンドのフリースローにも注目が集まることになるだろう。
昨季はロサンゼルス・クリッパーズのデアンドレ・ジョーダンやヒューストン・ロケッツのドワイト・ハワードらにハック作戦が用いられたが、昨季のフリースロー成功率を見てみると、ジョーダンは39.7%、ハワードは52.8%を記録したのに対し、ドラモンドのフリースロー成功率は38.9%。
ピストンズの核であるドラモンドにはフリースローの改善が求められる。
だが、スタン・バン・ガンディHCはそれほど気にしていないようだ。バン・ガンディHCのコメントをthe Detroit Free Pressが伝えた。
「私はドワイト・ハワードをコーチングしてたことがある。シャックもね。だから、それ(ハック作戦)の経験はあるんだ。だけど、それが勝利もしくは敗北に効果があったとは思わない。ポゼッションを1つや2つ得るには効果的かもしれないけどね」
「(ドラモンドのフリースローが)絶望的だとは思わない。彼には50%以上を求めたい。彼のフリースロー成功率が50%を上回れば、それ(ハック作戦)は効果的な戦略にならないからね」
実際のデータを基にしたのかどうかは分からないが、バン・ガンディHCには確信があるのだろう。
とはいえ、ドラモンドのフリースロー改善がチームに勝利をもたらす可能性も否定できない。
来季はドラモンドのフリースローにも注目が集まることとなりそうだ。
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