ニューヨーク・ニックスのカーメロ・アンソニーにとって、2015-16シーズンは復活をかけた年となる。

エリートプレイヤーとしてキャリアを過ごしてきたアンソニーだが、それゆえにアンソニーを叱咤激励する者は少ないようだ。

アンソニーはデレック・フィッシャーHCをはじめとしたニックスのコーチ陣に対し、もっと叱咤激励するよう望んでいるという。アンソニーのコメントをESPNが伝えた。

「映像セッションの時、みんなに伝わるように大きな声で叫んでくれ。そうしてくれれば、俺はコート中でトップレベルのパフォーマンスを少し強制させられるからさ。そうすることで、俺の長所を引き出せると思う。俺の長所を引き出してくれたら、チームのみんなのベストパフォーマンスにつながると思うよ」

ディフェンスでは力を抜き、オフェンスではボールストッパーになってしまいがちなアンソニーだが、それを指摘してもらいたいと思っているのだろう。

ティム・ダンカンやマヌ・ジノビリら実績あるベテランプレイヤーに容赦なく激を飛ばすグレッグ・ポポビッチのようなコーチを、アンソニーは求めているのかもしれない。

もしくは、相当なドM体質かだ。