キャリア4年目をワシントン・ウィザーズで終えたボビー・ポーティスは先日、ニューヨーク・ニックスと契約した。

ニックスはスーパースター獲得に失敗したものの、ポーティスやタージ・ギブソン、ジュリアス・ランドル、マーカス・モリスなど、闘争心とフィジカルを併せ持つプレイヤーたちを獲得。

彼らを中心にプレイオフ復帰を狙うであろが、ポーティスはすでに個人目標も定めたようだ。

ポーティスは自身について次のようにコメント。sny.tvが伝えている。

「俺は自分のことをシックスマン・オブ・ザ・イヤー候補だと思い描いてるんだ。昨季序盤は良いプレイをしてたし、そのレースの中にいた。俺には間違いなくその意識がある。否定的な人たちは俺のことをクレイジーだと言うだろうね。俺はいつの日か、間違いなくその日が来ると思ってる。自分の役割をまっとうするよ」

「先発かベンチ出場かは気にしない。ジュリアスとミッチェル（・ロビンソン）はおそらくパワーフォワードとセンターのポジションで先発するだろう。だけど、ベンチにはたくさんの武器がある。見るのが楽しいだろうね」

ポーティスによると、ロビンソンのバックアップとして起用する方針であることをニックスから説明されたという。

ニックスにスーパースターはいないものの、闘争心を持ったプレイヤーは多い。

ベンチ出場になるであろうポーティスには、チームに闘争心を注入し、起爆剤となるプレイで牽引してもらいたい。

なお、昨季のポーティスはシカゴ・ブルズとウィザーズでレギュラーシーズン50試合に出場し、平均26.0分のプレイで14.2得点（キャリアハイ）、8.1リバウンド（キャリアハイ）、1.4アシスト、FG成功率44.4％、3P成功率39.3％（キャリアハイ）を記録。

キャリア4年ではレギュラーシーズン通算249試合に出場し、平均20.3分のプレイで10.2得点、6.2リバウンド、1.1アシスト、FG成功率45.8％、3P成功率36.1％を記録している。