FAガードのジェレミー・リンは、まだどのチームとも契約を結ぶことができていない。

一部では海外のチームがリン獲得を狙っていると報じられているが、NBAチームからオファーが届かない現状に、リンは「見放された気分」と失望感を顕にした。

そんな意気消沈のリンに、元NBAプレイヤーであり、現在はBIG3リーグを主戦場としているネイト・ロビンソンが助け舟を出したようだ。

larrybrownsports.comによると、リンの悲痛な叫びを耳にしたロビンソンは、SNSを通して次のようにコメントしたという。

「ブラザー、俺もリーグから見放された気分さ。だけど終わりじゃない！！！BIG3においで。俺たちはNBAが求めないものを受け入れる」

ロビンソンはNBA復帰を求めていたものの、チームからオファーをもらうことができず、BIG3リーグでの現役続行を決断した。

ロビンソンからのリクルートを受け、リンはどのような決断を下すのだろうか。

なお、昨季のリンはアトランタ・ホークスとトロント・ラプターズでレギュラーシーズン74試合に出場し、平均19.4分のプレイで9.6得点、2.4リバウンド、3.1アシスト、0.6スティール、FG成功率44.0％、3P成功率29.4％を記録。

キャリア9年を通してゴールデンステイト・ウォリアーズ、ニューヨーク・ニックス、ヒューストン・ロケッツ、ロサンゼルス・レイカーズ、シャーロット・ホーネッツ、ブルックリン・ネッツ、ホークス、ラプターズでレギュラーシーズン通算480試合に出場し、平均25.5分のプレイで11.6得点、2.8リバウンド、4.3アシスト、1.1スティール、FG成功率43.3％、3P成功率34.2％を記録している。