昨季まで5年連続でNBAファイナルに進出し、王朝を築いたゴールデンステイト・ウォリアーズが、未曾有の危機に瀕している。

この夏にケビン・デュラントやアンドレ・イグダーラ、ショーン・リビングストンといった功労者たちを失うと、今季は主力プレイヤーたちが相次いで負傷離脱。

セカンドチームどころではなく、サードチームでの戦いを余儀なくされている。

その中で活躍しているのが、新顔のアレック・バークスだ。

ここ最近は先発に起用され、確かな実績を残しているバークス。

ドレイモンド・グリーンもバークスを高く評価し、信頼を寄せているようだ。

グリーンはバークスについて次のようにコメント。NBCSports.comが伝えている。

「彼が得点できることを、俺は知ってたよ。彼はどのチームでもベンチから出て活躍してた。彼のジャンプショットは間違いなく改善したんじゃないかな」

昨季はユタ・ジャズ、クリーブランド・キャバリアーズ、サクラメント・キングスを渡り歩き、この夏にウォリアーズに加わったバークス。

ウォリアーズは厳しい状況が続いているが、バークスにとっては大きなチャンスであり、素晴らしいパフォーマンスを続ければキャリアをステップアップさせることができるだろう。

なお、今季のバークスは14試合に出場し、平均27.6分のプレイで14.9得点、4.4リバウンド、2.5アシスト、FG成功率41.9％、3P成功率35.8％を記録。

キャリアを通してジャズ、キャブス、キングス、ウォリアーズでレギュラーシーズン通算443試合に出場し、平均21.3分のプレイで9.7得点、3.1リバウンド、1.7アシスト、FG成功率42.3％、3P成功率35.6％を記録している。