スティーブ・カーHC チャレンジシステムの「大ファンじゃない」
NBAは今季からコーチングチャレンジシステムを導入している。
レフェリーのジャッジが間違っていると感じた時、各チームのコーチはチャンレンジシステムを使い、ジャッジの再検証を要求できるが、多くのNBAコーチはチャレンジシステムにフラストレーションを感じているという。
ゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カーHCもそのひとりだ。
カーHCはチャレンジシステムについて次のようにコメント。ESPNが伝えている。
「私は(チャレンジシステムの)大ファンじゃない」
「ゲームに何かをプラスしてるとは、私は思わない。すべてを完璧にするのは、終わりのない冒険だ。レフェリーは非常に難しい仕事をやってる。リプレイを見て、理性的な二人は議論できる。我々は不可能なことにチャレンジしてる、私はそう思ってるんだ」
カーHCがそう話す一方、協会側は「産みの苦しみはあるが、全体としては満足だ」と話しているという。
NBAでは年々新たな試みが取り入れられているが、チャレンジシステムが受け入れられるまでまだまだ時間がかかりそうだ。
なお、ロサンゼルス・クリッパーズのドック・リバースHCやトロント・ラプターズのニック・ナースHC、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのブレット・ブラウンHC、ブルックリン・ネッツのケニー・アトキンソンHC、サンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチHCは、チャレンジシステムに懐疑的な姿勢を示している。
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