ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、NBA屈指のディフェンダーだ。

だが、グリーンをもってしても、昨季MVPのヤニス・アンテトクンポを止めるのは困難なのかもしれない。

アンテトクンポに先日の対戦で30得点、13リバウンドを許した後、グリーンはアンテトクンポについてこう話していた。NBC Sports Bay Areaが伝えている。

「彼のようなプレイヤーは見たことがない。サイズがあり、ボールハンドリングがあり、フロアを支配し、ゲームを支配する男だ。身体能力もある。珍しいよね。おそらくこれまでいなかったタイプじゃないかな」

「彼の身体を見てくれ。リーグに入ってからウェイトを増やせない男はたくさんいる。彼はそれを解決してみせた。リーグに入ってきた当時と比べると、18か22kgくらいは増えたんじゃないかな。それに前と比べると動きも良くなってるよね。クレイジーだ」

バックス入団当初は線の細さを指摘されていたアンテトクンポ。

だが、ハードなトレーニングを絶え間なく続け、強靭な肉体を手にすることができた。

バックスをリーグトップの成績に押し上げたアンテトクンポは、この先どこまで成長するのだろうか。

なお、今季のアンテトクンポは36試合に出場し、平均31.0分のプレイで30.2得点（キャリアハイ）、12.8リバウンド（キャリアハイ）、5.5アシスト、1.3スティール、1.1ブロックショット、FG成功率55.1％、3P成功率31.9％、フリースロー成功率61.8％（キャリアワースト）を記録。

キャリアではレギュラーシーズン通算501試合に出場し、平均32.6分のプレイで19.6得点、8.6リバウンド、4.2アシスト、1.2スティール、1.3ブロックショット、FG成功率52.4％、3P成功率28.5％、フリースロー成功率72.8％を記録している。