ベテランウィングマンのビンス・カーターは先日、アトランタ・ホークスと1年契約を結んだ。

42歳になった今でも十分な出場機会を勝ち取り、存在感を見せているカーター。

だが、ニュージャージ・ネッツ時代に共にプレイしたマイキー・ムーアは、カーターの活躍に驚いていないようだ。

ムーアはカーターについて次のようにコメント。heavy.comが伝えている。

「（カーターが）今でもNBAでプレイしてることには驚いてないよ。ビンスはバスケットボールはもちろんフットボールも野球もできただろう。彼が望んでたらね」

「彼には3つのスポーツすべての才能がある。ウソじゃない。ビンスはバスケットボールより野球のほうが良い選手になれたかもしれない。みんなとニューヨーク・ヤンキースのイベントに出たことがあるんだけど、彼はバッティングで場外まで飛ばしてたんだ。彼とT-Mac（トレイシー・マグレディ）は信じられないくらいの身体能力を有してる。遺伝子だね」

来季がキャリア22年目となるカーター。

ホークスは若手を中心として再建しているチームであるが、カーターはリーダーシップを発揮するとともに、メンターとして若手たちに経験を伝えていくことだろう。

なお、昨季のカーターはレギュラーシーズン76試合に出場し、平均17.5分のプレイで7.4得点、2.6リバウンド、1.1アシスト、0.6スティール、FG成功率41.9％、3P成功率38.9％を記録。

キャリア21年を通してトロント・ラプターズ、ネッツ、オーランド・マジック、フェニックス・サンズ、ダラス・マーベリックス、メンフィス・グリズリーズ、サクラメント・キングス、ホークスでレギュラーシーズン通算1481試合に出場し、平均30.7分のプレイで17.2得点、4.4リバウンド、3.2アシスト、1.0スティール、FG成功率43.7％、3P成功率37.4％を記録している。