ポートランド・トレイルブレイザーズの先発フォワードを務めるトレバー・アリーザは先日、オーランドで再開するNBAシーズンに参加しない旨を発表した。

これに伴い、ベテランフォワードのカーメロ・アンソニーが3番のポジションで先発する可能性がある。

アンソニーはブレイザーズで主に4番のポジションでプレイしているものの、NBAキャリアの大部分は3番のポジションでプレイ。

アンソニーにとって本来のポジションでプレイできる可能性が出てきたが、アンソニーは3番のポジションでのプレイについて次のようにコメント。nbcsports.comが伝えている。

良い点は、僕のオリジナルポジションでプレイできるということ。

3番のポジションではすごく快適にプレイできる。

人生を通してやってきたことだ。

過去数年は4番のポジションでより多くプレイしていたからね。

アンソニーによると、近年のNBAゲームはポジションの概念が失われつつあるため、3番であろうと4番であろうと大きな問題にはならないという。

だが、NBA全体がスモールラインアップ化している中において、機動力に劣るアンソニーの3番起用にはリスクもある。

アンソニーがマッチアップする相手がドライブを得意としている場合、アンソニーのディフェンスが弱点となる可能性も否定できない。

つまり、ブレイザーズのプレイオフ進出は3番のポジションでプレイするアンソニーの奮起にかかっていると言えるだろう。