デイビッド・フィッツデール「カイリー・アービングは文化を壊すことも」
ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングは、NBAを代表するポイントガードのひとりだ。
レブロン・ジェイムスと共にクリーブランド・キャバリアーズにフランチャイズ初となるタイトルをもたらし、名実共にスーパースターとなったアービング。
だが、キャブスを離れて以降は難しい時間を送っている。
ヘッドコーチたちとの確執やリーダーとしての資質などが報じられているが、ニューヨーク・ニックスの元ヘッドコーチであるデイビッド・フィッツデールはアービングの実績を評価しながらも、次のように指摘。The New York Daily Newsが伝えている。
「彼がクリーブランドでチャンピオンになったという事実は否定できない。そこに到達するまで、チームを助けるために十分な働きをしたし、大きな要因でもあった。その後の2チームではうまくいかなかった。私はそこにいなかったから、何が起きていたのか正確には知らない。ただ、彼は適応せず、文化を壊した。もしくは、彼は適切にフィットするところを探してるジミー・バトラーだった」
バトラーはシカゴ・ブルズ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズをプレイオフ進出に導いたものの、チームのシステムにフィットしているとは言えない状況であった。
そして、昨年夏に移籍したマイアミ・ヒートにはフィットし、ついにホームを見つけたようにも見える。
フィッツデールは苦しんでいるアービングを見て、バトラーを連想したのであろう。
いずれにせよ、アービングにとって本格復帰するであろう来季はキャリアを左右するシーズンとなりそうだ。
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