ニック・ヤング「ギルバート・アリーナスはクレイジーだった」
FAガードのニック・ヤングは、ファンから愛された人気プレイヤーのひとりだ。
チームメイトはもちろん会場に駆けつけたファンも盛り上げ、親しまれたヤング。
そのヤングが、ワシントン・ウィザーズ時代のチームメイトであるギルバート・アリーナスとのエピソードを明かした模様。
ヤングによると、NBAにクレイジーな男は少なくないが、アリーナスは別格だったという。
ヤングは、ウィザーズにドラフトされ、初めてチームの練習施設を訪れた際を振り返り、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
「練習施設に行った時のことだ。俺は(1000ドルの)サングラスをかけてた。そしたらギルがどこからかやって来て俺のサングラスを奪うと、彼が持ってたボールでこすり始めたんだ。壊れちゃったよ。彼はクレイジーだ(笑)」
アリーナスはウィザーズ史に残るほどのスコアラーであったが、コートの外では問題児であった。
ロッカールームに銃を持ち込んだり、チームメイトのジャージーを隠すなど、奇行も目立ったアリーナス。
仕掛けられた男たちがアリーナスの奇行を忘れることはないであろう。
当時のヤングは困惑したであろうが、今となっては良い思い出となっているに違いない。
なお、アリーナスはNBAキャリア11年を通してゴールデンステイト・ウォリアーズ、ウィザーズ、オーランド・マジック、メンフィス・グリズリーズでレギュラーシーズン通算552試合に出場し、平均35.1分のプレイで20.7得点、3.9リバウンド、5.3アシスト、1.6スティール、FG成功率42.1%、3P成功率35.1%、フリースロー成功率80.3%を記録した。
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