ジャレッド・ダドリー コービー・ブライアントの死を振り返り「ただ涙した」
ロサンゼルス・レイカーズのレジェンド、コービー・ブライアントがこの世を去ってから間もなく3カ月が経過しようとしている。
ブライアントの突然の死は人々に深い悲しみをもたらし、一方でブライアントの数々の偉業を振り返り、勇気に変えた人々もいる。
殿堂入りも果たし、文字通りとレジェンドとなったブライアント。
そんな中、ベテランフォワードのジャレッド・ダドリーが、ブライアントの悲報が届いた瞬間を振り返った模様。ダドリーのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
「彼は事故にあったのは9時30分、9時45分あたりだったけど、俺たちは寝ていた。飛行機の中で寝たのは、今季を通してあれが唯一だった。なぜなら、(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦は)遅い時間帯だったし、ホテルに戻ったのは1時か2時頃だったからね。バスに乗ったのは午前9時頃。今季、最も早い時間帯だった。空港には10時に着いた。普段なら、みんな飛行機の中でカードゲームを楽しんだり映画を鑑賞したりするんだけど、疲れが抜けてなかったから、みんな眠ってた」
「それからのことは知っての通りだ。みんな眠ってる男たちを起こしてた。俺が起きた時、『ジャレッド、起きろ。コービーが死んだ!』と言われた。『どうしたんだ?』という感じだったけど、『コービーが死んだ!ヘリコプターが墜落したんだ』と言われた。俺は頭をしゃきっとさせた。彼がどこにだってヘリコプターで移動するのを俺は知ってた。これはリアルか?ジョークか?そして周りを見渡した。レブロンは携帯を見てた。ADは携帯を見てた。それから俺はみんなを起こして回ったんだ」
「俺たちはその情報を見つけようとしてた。TMZが(ブライアントの死を)確認したと報じた時、『TMZ、彼らなら99.9%だ。彼らは確実な情報じゃないと出さない』と思ったんだ。それから、リック・フォックスも搭乗してた可能性があるというニュースを見た。彼の家族全員もだ。(ブライアントの)娘じゃないことを祈った。奥さんを残していくなんでダメだ。そして、コービーと彼の娘が死んだことを知った。ただ涙したよ」
フォックスについてはすぐに誤報だったことが判明したが、ダドリーをはじめとしたレイカーズの面々は、ブライアントの訃報も誤報であることを願ったことだろう。
ブライアントの死後、世界は大変な事態に見舞われている。
だが、ブライアントが与えてくれた勇気を胸に、この困難を乗り越えたいところだ。
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