ニューオーリンズ・ペリカンズのドラフト1位プレイヤー、ザイオン・ウィリアムソンは、これからのNBAを牽引していくであろう逸材だ。

膝の手術で出遅れたものの、NBAデビュー後は期待に応えるパフォーマンスを見せ、未来を感じさせたウィリアムソン。

だが、19試合に出場した時点でシーズン中断となり、成長の機会を奪われてしまった。

それでも長いリハビリを乗り越えたウィリアムソンが屈することはない。

ウィリアムソンによると、シーズンが明日再開してもいいようにトレーニングを続けているという。ウィリアムソンのコメントをclutchpoints.comが伝えている。

「正直に言うが、準備はできている。準備できた状態を維持している。トレーニングに励み、準備している。『よし、じゃあ再開しよう』といつ言われるか分からないからね」

「『みんな、ゴメン。俺はまだ準備できていない』とチームメイトたちに言いたくない。だから、チームメイトたちのために準備しておくんだ」

ウィリアムソンによると、設備は限られているものの自宅でトレーニングを積み、また自宅にはバスケットボールリングがあるため、シュート練習にも励んでいるという。

チームの練習施設が使えるのはまだ先であり、選手たちは引き続き自宅でトレーニングしなければならない。

だが、ウィリアムソンはこの時間を有効活用し、ペリカンズをさらに引き上げるパフォーマンスを見せてくれるだろう。

なお、今季のウィリアムソンは19試合に出場し、平均29.7分のプレイで23.6得点、6.8リバウンドを、2.2アシスト、FG成功率58.9％、3P成功率46.2％、フリースロー成功率64.5％を記録している。