スコッティ・ピッペン「ヤニス・アンテトクンポはまだバックスをNBAチャンピオンに導けない」
昨季MVPのヤニス・アンテトクンポは、今季もMVP最有力候補に挙がっている。
所属するミルウォーキー・バックスもリーグトップの成績を記録。
だが、バックスにはNBAチャンピオンの期待がかかっているものの、現在最有力視されているのはレブロン・ジェイムスとロサンゼルス・レイカーズだ。
NBAレジェンドのスコッティ・ピッペンもレイカーズをチャンピオン最有力候補に挙げているが、ピッペンによると、今のアンテトクンポではバックスをNBAチャンピオンに導けないという。
ピッペンはアンテトクンポについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
まだチャンピオンには導けないと思う。
ただ、彼のことはしばらく見ていない。
ジャンプショットに取り組んでいるとは聞いている。
それでもチャンピオンには導けないと私は思う。
タイトル獲得について議論する時、NBAファイナルでプレイすることについて議論する時、残り数秒でビッグショットを決めることを議論する時、自信を持ってショットを撃つことが重要だ。
今の彼にその準備ができているとは思えない。
彼はすごく成長していると思うよ。
彼はトッププレイヤーのひとりだ。
だが、アウトサイドプレイという観点で考えると、彼はチームをタイトル獲得に導く準備ができていないんだ。
ピッペンによると、アンテトクンポは特にインサイドで圧倒的な力を発揮しているが、それだけではNBAを勝ち抜くことはできず、ペリメーターからのショットを身に付けなければならないという。
おそらくアンテトクンポもアウトサイドショットの必要性を認識しているだろうが、マスターするには時間がかかるだろう。
とはいえ、今季のNBAチャンピオンを目指し、ピッペンの指摘が間違っていることを証明してもらいたい。
なお、アンテトクンポのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | キャリアスタッツ |
---|---|---|
出場試合数 | 57 | 522 |
平均出場時間 | 30.9 | 32.5 |
平均得点 | 29.6(キャリアハイ) | 20.0 |
平均リバウンド | 13.7(キャリアハイ) | 8.9 |
平均アシスト | 5.8 | 4.3 |
平均スティール | 1.0 | 1.2 |
平均ブロックショット | 1.0 | 1.3 |
平均ターンオーバー | 3.0 | 3.0 |
FG成功率 | 54.7% | 52.5% |
3P成功率 | 30.6% | 28.5% |
フリースロー成功率 | 63.3%(キャリアワースト) | 72.4% |
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