ドック・リバースとシクサーズの数選手がジェイムス・ハーデンの夜遊び好きを懸念していた?

元NBAオールスターガードのジェイムス・ハーデンは先日、フィラデルフィア・セブンティシクサーズにトレードを要求した。
ハーデンは訪問先の中国でシクサーズのダリル・モレーを名指しし、「嘘つき」などと糾弾。
これによりハーデンとシクサーズの関係崩壊が明るみになったわけだが、昨季までヘッドコーチとして指揮したドック・リバースとシクサーズの選手たちはハーデンの「夜遊び好き」を懸念していたのかもしれない。
fadeawayworld.netによると、現地2月27日にマイアミ・ヒートに2点差で敗れたシクサーズは、2日後にヒートとの再戦のためにマイアミに向かった時、ハーデンはナイトライフを楽しむためにシクサーズとは別行動。
シクサーズにとってリベンジゲーム前だったため、リバースはこれを不快に感じ、数日後のチームミーティングでハーデンの行動を取り上げると、数人の選手も懸念を表明したという。
ハーデンはフロントオフィスの許可を得たうえでシクサーズとは別々に行動した。
特にNBAスターであれば不思議なことではないが、2連敗していたシクサーズとしては、ハーデンにさらなるコミットを求めたかったところだろう。
ただし、ハーデンはヒートとのリベンジゲームで4本の3ポイントを含む23得点を記録し、シクサーズを勝利に導いた。
なお、ハーデンはリバースを信頼していなかったと噂されており、シクサーズがリバースを解雇したのはハーデンを留めるためともされていた。
ハーデンの市場価値は大きく下落しており、トレードが実現する見通しは立っていない。
その間ハーデンが遊び呆けることなく、バスケットボールに専念することを祈るばかりだ。
ハーデンの現地2月27日と3月1日のヒート戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2/27 | 3/1 |
---|---|---|
MP | 39:16 | 36:37 |
PTS | 20 | 23 |
TRB | 6 | 7 |
AST | 12 | 5 |
STL | 2 | 0 |
BLK | 0 | 1 |
TO | 4 | 3 |
FG% | 35.7% (5/14) | 40.0% (6/15) |
3P% | 37.5% (3/8) | 44.4% (4/9) |
FT% | 87.5% (7/8) | 100% (7/7) |
+/- | +10 | +17 |